Race report ARCHIVE

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Rd4. FUJI

RESULT

カーナンバー 予選

決勝

#7

13

 8

Q1A

7位

 1'23.505

BLT: 1'25.917

Q2  
#8

1

4

Q1B

1位

1'22.963

BLT: 1'25.063

Q2 1位 1'22.543

DATA

開催サーキット 富士スピードウェイ(4.563 km)
日時

720日(土)・21日(日)

来場者

土曜:18,100

日曜:31,100

天候 曇り ・ 晴れ
気温 32℃・32
路面コンディション Dry・Dry

7月20日、21日スーパーフォーミュラ第4戦富士大会が行われた。

今大会は三笠宮家の瑶子女王殿下の賜杯を頂戴し、「第1回瑶子女王杯全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦富士大会」として開催。

 

20日予選、福住はチーム初となるポールポジションを獲得。一方、小林は13番手という結果となった。

 

21日決勝、福住はポールポジションから好スタートを切り、ピットストップまでリードを維持したが、タイヤ交換時のタイムロスで順位を落とした。しかし、福住の奮闘により怒涛の追い上げをみせ、表彰台から1秒以内の4位でフィニッシュした。

 

小林は、1周目にフロントウイングにダメージを受け、翼端板がなくなりダウンフォース不足で悩まされる中で好ペースを見せ、トップ10に入った。その後も、力強いオーバーテイクを見せ、8位でフィニッシュした。

 

今大会は、チームにとって開幕4戦中2度目のダブルポイントフィニッシュであり、両ドライバーとも今シーズンベストリザルトを獲得した。

スーパーフォーミュラは、8月24日、25日にモビリティリゾートもてぎで第5戦が開催される。


COMMENT

#7 Kamui Kobayashi

今回は、クルマの問題など全体的に大きく改善されたイベントでした。

予選では、様々な問題からQ2に進むことはできませんでした。

日曜日の決勝では、早い段階でフロントウイングにダメージを負い翼端板がなくなってしまう状態でのレースとなりましたが、全体では良いペースで走ることができました。

13位から8位と5つ順位を上げ、3回連続でポイントを獲得できています。

クルマも良くなっていると思うので、次戦からはしっかりとトップ争いできるようにいきたいと思います。


#8 Nirei Fukuzumi

スーパーフォーミュラでチーム初のポールポジションを獲得できたことと自分にとって3年ぶりのポールポジションを獲れたことは嬉しく思います。

レースは良いスタートをきり順調にリードできましたが、ピット作業のミスによるタイムロスで順位を落としてしまいました。

しかし、その後は良いペースで走れ、表彰台から1秒以内まで追い上げることができました。

勝てるチャンスを逃したのは悔しいですが、トップチームと戦えることが分かったので、次のもてぎでは再びトップ3を目指していきたいと思います。


TEAM REPRESENTATIVE and MANAGER Ryuji Doi

まず、たくさんのお客様にお越しいただけて、本当に有難い限りです。今大会は初めて皇族による賜杯を頂戴できるレースイベント『瑶子女王杯』で、チームとしては113戦目にして初のポールポジションを獲れたことをまずは素直に喜びたいと思います。

これは、ここまで関わってくれたすべての方、チームを信じて背中を押し続けてくれているスポンサー様、トヨタ自動車関係の皆様、ファンの皆様、そしてKCMGオーナーのPaulのおかげです。

しかし、予選結果を両手離しで喜べないこともありました。それは、クルマの問題もあり、本来であれば間違いなくQ2に進めるパフォーマンスがあった7号車をQ2に行かせることができなかったからです。

皆様の期待に応えるべく挑んだ決勝でしたが、またしても出してしまったピット作業でのミスによって初優勝も、初の賜杯も、選手権ポイントも、背中を押してくれる人たちに対する恩返しも、そしてPaulオーナーを表彰台に上げることも、すべてチーム自らが手放してしまいました。チームで起こったことはすべて私の責任です。リーダーの資質がまだまだ足りてないと思いました。チーム代表として皆様に心よりお詫びいたします。

しかしながら、タイヤ交換で大きなミスがあったにも関わらず歩みを止めることなく、気持ちを切らさずに「頑張るよ」と無線を通して言ってくれて、アクセルを踏み続けてくれた福住選手は表彰台まであと一歩の4位まで追い上げてくれました。

そして、小林選手は13番手から良いスタートを切り、1周目の小高選手との接触でフロントウイングにダメージを負ったにも関わらず素晴らしいペースで着実に順位を上げていきました。ピット作業を終えて目の前でコースに戻ってきた福住選手に対して「後ろにいるから。仁嶺行け、プッシュ!」とレース中に声を掛けてくれた小林選手。最高のチームプレイヤーは結果5つ順位を上げて8位フィニッシュで、チームに貴重なポイントを持ち帰ってくれました。二人のドライバーには特に感謝しています。

次戦もてぎはドライバーたちの頑張りが報われるように、チームは徹底的に問題点を洗い出し、改善策をしらみつぶしに実行し、予選、決勝ともに笑顔で終われる内容にしたいです。引き続きの応援、よろしくお願いいたします。


Kids com Team KCMG partner





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